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講義名 演習Ⅱ(技術教育の課題と問題解決)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 通年
基準単位数 4
代表曜日 代表時限
実務経験
授業の方法 対面

所属名称ナンバリングコード

担当教員
氏名
◎ 安東 茂樹

到達目標 "・技術教育(技術科教育や情報科教育を含む)の現代的な課題を探り,その問題意識を設定し,これまで学んできた経験や認識及び調査・実践等を通して,解決するための方法や具現化をもとめる。(知識・技能,関心・意欲・態度)
・実践した演習から結果を示しその考察及び新たな課題を明確にして,自分流の理論構築を行う。(思考・判断)
・一連の内容を報告書として論文にまとめ,成果物やプレゼン等で発表し公開する。(知識・技能,思考・判断・表現)"
授業の概要 " 卒論研究を行うために,どのようなテーマ(題目)にしたいかを考えること。興味ある課題,今の時代に求められる課題,今後の技術科教育に求められる課題,楽しい課題, 実践的な課題,新たな課題など発想を豊かに,深く追究する。 その第1歩は,論文,書籍,教科書,学習指導要領解説,統計のデータ等を読み込んで,課題を設定する。
 演習Ⅰ・Ⅱの受講者全員でディスカッションを,毎月の最終日の授業で報告会や意見交換などして協議する。
 学びの共同体を運営する。
 ・自分の課題を明確化して,それに関わる資料を提出し,その内容を発表する。
 ・他の人の発表を聞き,自分なりの考えを述べる。
 ・順次,ファシリテーターや記録係を担当する。
 ・教育現場や教育関連企業が開催する研修会等に参加する。
 ・後輩への指導や助言を行う。"
授業時間外・準備学習(予習復習)  卒業論文研究のための調査,分析,検討,結果の考察,これからの課題など,自ら授業準備と授業後の復習を推し進める。「授業前の調査や準備(120分)」「授業後のまとめや次課題への対応(120分)」及び自己研鑽に努める。
授業計画表
第1回
項目
ガイダンス
内容
授業方法の説明,評価方法や論文の書き方の確認。自身の研究テーマに関わる論文・著書調査。
第2回
項目
テーマに関わる論文・著書の内容まとめ
内容
課題を明確化してそれに関わる資料を提出し,内容を発表する。
第3回
項目
学びの共同体の運営
内容
研究テーマに関わる論文や著書を調べる。
第4回
項目
学びの共同体の運営
内容
研究テーマに関わる論文・著書の内容を理解し,自分なりの考えをまとめ。
第5回
項目
学びの共同体の運営
内容
研究テーマに関わる論文や著書を調べる。
第6回
項目
テーマに関わる論文・著書の内容まとめ
内容
自分なりの考えを述べ,ファシリテーターや記録を担当する。
第7回
項目
学びの共同体の運営
内容
自分の卒論テーマに関わる論文や著書を調べる。
第8回
項目
学びの共同体の運営
内容
自分の卒論テーマに関わる論文・著書の内容を理解し,自分お考えをまとめる。
第9回
項目
学びの共同体の運営
内容
自分の卒論テーマに関わる論文や著書を調べる。
第10回
項目
テーマに関わる論文・著書の内容まとめ
内容
自分なりの考えを述べる。ファシリテーターや記録を担当する。
第11回
項目
製作題材の実習
内容
中学校技術科で取り扱う題材の製作実習。
第12回
項目
学びの共同体の運営
内容
教育現場や教育関連企業が開催する研修会等に参加してその内容を発表する。
第13回
項目
学びの共同体の運営
内容
卒論テーマに関わる論文・著書の内容まとめ,後輩への指導や助言を行う。
第14回
項目
学びの共同体の運営
内容
卒論テーマに関わる論文や著書を調べるとともに,後輩への指導や助言を行う。
第15回
項目
各自の研究のまとめ
内容
卒論テーマに関わる論文・著書の内容を理解し,自分の考えをまとめる。
第16回
項目
後期ガイダンス
内容
今後のことなど,細かな打ち合わせ
第17回
項目
自己研鑽
内容
研究打ち合わせ
第18回
項目
卒論作成
内容
卒論のまとめを報告
第19回
項目
卒論作成
内容
卒論のまとめを報告
第20回
項目
内容をまとめ,発表と提出① 
内容
卒論原稿の提出
第21回
項目
卒論内容のまとめと報告
内容
自身の考えでまとめ,自身の言葉で発表
第22回
項目
卒論の経過発表会
内容
安東ゼミ演習Ⅰ・演習Ⅱ合同発表会(3年生 7分/人、4年生 15分/人)
第23回
項目
卒論の経過発表会
内容
合同発表会の資料・スライドと発表内容について、相互評価
第24回
項目
修正卒論論文の提出②
内容
論文の(11/26現在)を修正して、12/8に研究論文として書き上げ提出
第25回
項目
自己研鑽
内容
文字の大きさや分量など、冊子のまとめ方
第26回
項目
卒論原稿作成 完成版提出③
内容
卒業論文の製本
第27回
項目
自己研鑽
内容
自分の論文修正
第28回
項目
卒論の完成版提出
内容
教務課と研究室に提出
第29回
項目
打ち合わせ
内容
論文プレゼン大会に参加
第30回
項目
授業のまとめ
内容
卒業論文の確認と代表者等の選出
成績評価  毎授業の課題の提出状況(20%),課題レポー及び卒論内容 (60%),授業への姿勢や学習内容・成果物等(20%)で総括的に評価する。
教科書 ・大学生のためのレポート・論文の書き方(平成23年11月,ナツメ社)
参考文献 各自で文献選定をすることと、授業中に適宜資料を配布する。
課題等へのフィードバックについて 卒業論文の内容や完成度から、研究の質や取り組み状況を評価する。
備考 卒業要件の授業科目。
オフィスアワー 事前にメールでアポイントを取ること。
実務経験と授業科目との関連  中学校の教員として技術科の指導を担当し、生徒の学ぶ楽しさや喜びを獲得させるためにカリキュラムや教材・教具の準備に時間を要し、指導方法において関連する新鮮なトピックも交え興味を引き出す工夫をした。その経験等を本授業で活かして指導する。