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講義名 中等教科教育法Ⅱ(技術)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期
基準単位数 2
代表曜日 火曜日 代表時限 4時限
実務経験 あり
授業の方法 対面

所属名称ナンバリングコード

担当教員
氏名
◎ 安東 茂樹

到達目標 "・中学校技術科教育の授業を実践するために,前期(中等教科教育法Ⅰ)で学んだ基礎・基本の知識・技能をベースに応用・発展的な指導力を習得する。(知識・技能)
・技術科の教材化として,地域性や学校の独自性に対応できる教材作成ができる。(知識・技能,思考・判断・表現)
・実際の授業において,よりわかりやすい授業を遂行できる実践力を身に付ける。(思考・判断・表現,関心・意欲・態度)
・技術科教育の理解を深めるため,学習指導要領解説,教科書,指導要録等で教科内容を往還し,指導法,教材,評価について,応用できる力を身に付ける。(思考・判断・表現,関心・意欲・態度)
 以上から,毎時,体験的な授業を通して教師としての力量を身に付ける。"
授業の概要  これまでに学んできた技術科教育を総括的に整理しつつ,各内容の指導力の強みと弱みを知り補完する。また,技術科教育を深く理解するために,各人で問題の明確化と課題の設定をし,学んだことから,課題を解決しまとめ評価する。さらに,実際の教育現場の情報を収集し,整合性や新たな課題を設定する。教師として,板書方法や指導案の意味,ICT機器活用による効果的指導法など,実務的能力を高める。併せて,先輩教員を招聘し現場の現状と課題を認識し教師力を高める。
授業時間外・準備学習(予習復習)  中学校の教員として技術科の指導を担当し、生徒の学ぶ楽しさや喜びを獲得させるためにカリキュラムや教材・教具の準備に時間を要し、指導方法において関連する新鮮なトピックも交え興味を引き出す工夫をした。その経験等を本授業で活かして指導する。
授業計画表
第1回
項目
授業ガイダンス
内容
技術科の内容の把握と自身の姿勢と目標,ポートフォリオの作成等
第2回
項目
教科書を読み解くNo.1
内容
「ガイダンス」と「材料と加工」の技術の内容理解
第3回
項目
教科書を読み解くNo.2
内容
「生物育成」と「エネルギー変換」の技術の内容理解
第4回
項目
教科書を読み解くNo.3
内容
「情報」の技術の内容理解
第5回
項目
指導案作成 その1
内容
学習指導案の書き方
第6回
項目
学習指導要領を読み解くNo.1
内容
技術・家庭科技術分野の目標
第7回
項目
学習指導要領を読み解くNo.2
内容
材料と加工の技術の内容
第8回
項目
学習指導要領を読み解くNo.3
内容
生物育成の技術の内容
第9回
項目
学習指導要領を読み解くNo.4
内容
エネルギー変換の技術の内容
第10回
項目
学習指導要領を読み解くNo.5
内容
情報の技術の内容
第11回
項目
指導案作成 その1
内容
学習指導案の作成とその意味を発表 (技術分野の場合)
第12回
項目
学習評価を読み解くNo.1
内容
平成29年改訂を踏まえた学習評価の改善
第13回
項目
学習評価を読み解くNo.2
内容
学習評価の基本的な流れ
第14回
項目
学習評価を読み解くNo.3
内容
内容のまとまりごとの評価規準
第15回
項目
授業のまとめと理解の確認テスト
内容
技術科教育の意義と,中等教科教育Ⅱ(技術)の理解についての確認試験
成績評価 試験または課題レポート(20%),毎時の授業に関する小レポート(60%),授業への参加する力(質問、発表など)(20%)を総合して評価する。
教科書 "・中学校技術・家庭科 学習指導要領解説(開隆堂)
・中学校技術・家庭科文科省検定教科書(開隆堂)
・学習評価に関する参考資料(東洋館)"
参考文献 "・新編 技術科教材論 (2021年4月 竹谷出版)
・アクティブ・ラーニングで深める技術科教育 (平成27年10月 開隆堂)
・中学校技術・家庭科 学習指導要領 (平成29年7月告示 文部科学省)
 その他、随時配布する。"
課題等へのフィードバックについて ※定期試験に代えて「レポート課題」:授業のまとめを課題とする(予定)
備考 教員免許の取得を目指す者を対象とした講義
オフィスアワー 事前にメールでアポイントを取ること
実務経験と授業科目との関連  中学校の教員として技術科の指導を担当し、生徒の学ぶ楽しさや喜びを獲得させるためにカリキュラムや教材・教具の準備に時間を要し、指導方法において関連する新鮮なトピックも交え興味を引き出す工夫をした。その経験等を本授業で活かして指導する。